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リンパ浮腫とは?

浮腫について

浮腫とは、細胞や細胞のすきまに水分が過剰に貯留した状態のことをいいます。つまり、毛細血管において水分が移動する仕組みのバランスが崩れ、体液の流れが滞っている状態のことをいいます。浮腫は、全身性と局部性に分類されます。

浮腫の分類
● 全身性浮腫
重症両下肢続発性リンパ浮腫症例

重症両下肢続発性
リンパ浮腫症例

全身性浮腫は、おもに内臓疾患やホルモン分泌異状によって生じます。腹水や胸水なども浮腫のひとつです。全身的に左右対称にむくみが生じること、疾患が治癒すると浮腫も消失することなどが特徴です。

  1. 心性浮腫(うっ血性心不全など)
  2. 肝性浮腫(肝硬変など)
  3. 腎性浮腫(腎障害・ネフローゼ症候群など)
  4. 栄養性浮腫(低栄養・低蛋白血症など)
  5. 内分泌性浮腫(甲状腺機能低下症など)
  6. 妊娠性浮腫(妊娠・月経前浮腫など)
  7. 薬剤性浮腫(消炎剤など)
  8. 突発性浮腫(原因不明)
  9. そのほか
● 局部性浮腫
右下肢続発性リンパ浮腫症例

右下肢続発性
リンパ浮腫症例

局所性浮腫は、おもに静脈およびリンパ管の輸送経路に障害が起きるために生じます。むくみは局所性で、左右非対称に生じることが多いのが特徴です。

  1. 静脈性(静脈瘤・深部静脈血栓症・静脈血栓後遺症など)
  2. リンパ性(発育形成不全・リンパ節郭清・リンパ管炎など)
  3. 炎症性(各種炎症など)
  4. アレルギー性(薬剤、植物、虫刺されなどに起因)
  5. 血管神経性(クインケの浮腫(原因不明の一過性浮腫)など)
  6. 廃用性(長期にわたる寝たきり状態、麻痺など)
  7. 外傷・一般的手術の後遺症によるもの
  8. そのほか
リンパ浮腫について

リンパ浮腫は、リンパ管の障害があるために、リンパ管によって吸収・運搬・排除する能力が低下することにより、皮下組織内に組織間液が過剰にたまった状態をいいます。原因が明らかでない「原発性リンパ浮腫」と、原因の明らかな「続発性リンパ浮腫」に分類されます。

※文章:リンパ浮腫治療のセルフケア(文光堂)より抜粋
※写真:リンパ浮腫診療の実際-現状と展望(文光堂)より抜粋

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